刃を砕く復讐者〈下〉―封仙娘娘追宝録〈9〉




本屋で見かけて、思わず手に取って、「なつかしぃぃぃ!」と叫んでしまった作品。

私は中学生の三年間あたりはライトノベル、それも富士見ファンタジア文庫にとりつかれていました。ドラゴンマガジン誌上で、この作品の短編を読んでいた。他の作品も数多く読んでいたわけですが、なんとなく私の中で「硬派」に位置していたこの作品と作者。
とっくに完結していると思っていたのに……。
和穂だー。殷雷だー。わーい。
というわけで、それまでの長編シリーズろくに読んでいないのに、上巻も読んでいないのに、下巻なのに買ってしまいました。

単体で読む。

でも途中から読むふしぎなわくわく感ってありませんか? 
それまでの話をじぶんのなかで想像で勝手に構成していくあの感覚。