ヒメの民俗学/宮田登


ヒメの民俗学 (ちくま学芸文庫)

ヒメの民俗学 (ちくま学芸文庫)

最近読んで面白かった本。
民俗学です。若い女性や少女を題材にしているのでかなり面白かった。やっぱりポイントは13歳前後だって、どの本にも書いてありますね(ここだけ読むとあやしい人だね)。

少女についての民俗学といえば、


少女民俗学―世紀末の神話をつむぐ「巫女の末裔」 (カッパ・サイエンス)

少女民俗学―世紀末の神話をつむぐ「巫女の末裔」 (カッパ・サイエンス)

この本も研究中に読んだけど相当な面白さでした。やっぱり少女は格別な存在です。というか巫女、巫女萌える。
いわゆる巫女萌えとは違いますよ(苦笑)。

民俗学を調べると、現在の「少女萌え」なんかのルーツがなんとなく分かります。私なんて「おじさんと少女の組み合わせ萌え」ですが、そのルーツは……あ、やっぱわかんないや、それ。ごめん。ナボコフの「ロリータ」のハンバードとドロレスは、別に萌えないしな……。


あとは「妹(いも)の力」を説いた柳田国男を読もうかなー。