花とアリス
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2004/10/08
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岩井俊二の映画です。岩井俊二が好きです。
花とアリス。という高校生の女の子を描いています。
最初に見たときは、花が好きになる男の子のはっきりしなさ加減にイラッとしたのですが、あらためて見てみると、なんだかそれが良い味に思えてきました。常にぼそぼそと「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ……」とかぶつぶつ言って歩いたり電車のったりしている姿がかわいいです(落語研究会の役です)。
とりあえず蒼井優のかわいさは天使。アリスのバレエシーンだけに1000円払える。
ところで少し思ったことが……
後半になると主役がまるで花からアリスに移ってしまいます。これはなんなんだろう。岩井俊二の作品はこういうことがよくある気がする。
女の子がふたりメインで出てくるのに、けっきょくは一人だけ美味しい所をもっていって、もう一人のほうはなんか可哀相な感じに出番が減るっていうか。「ラヴレター」のときは、ミポリンが二役でしたが、「彼」の恋人のミポリンより同級生のほうのミポリンが目立ってるし……。恋人のミポリンのほうはめちゃくちゃ切ない役であります。
「彼」と同級生のミポリンの関係はそれはそれは素晴らしく、「耳をすませば」に匹敵する恋です(聖司くんと雫がくっつかなかった場合……みたいな感じでしょうか。)。
ラヴレターは良い映画です、また見たい。
- 出版社/メーカー: キングレコード
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