君たちはどう生きるか/吉野源三郎

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

人生に悩みすぎの時期にさしかかっているので、どう生きるか参考にするために読んだ。
少年少女に向けて書かれた名著です。

中学生のコペル君の学校生活と、その叔父さんとの語らいによって構成されています。
小説の形を取っているので、エッセイのようにメッセージを長々と語ってあるよりは飲み込みやすかったです。
コペル君が友達を裏切るお話で、傷心にふけるコペル君のそばにきたお母さんがするたとえ話が良くて、喫茶店で一人で泣きかけました。

後悔することもダメじゃないらしい。
あと、未来に対し絶望的な気分になることも多々ある昨今ですが、明るい展望を少しでも見出すために、これを読むといいと思います。少しは前向きな気持ちになります!!!

しかし今の中学生に、これをすすめたとして読むのかなぁと疑問ですが……過去の自分にすすめたいな! 読まないだろうけどな!!