知と愛/ヘルマン・ヘッセ


知と愛 (新潮文庫)

知と愛 (新潮文庫)


京都旅行のお供にもっていったんですが、行きの新幹線で100pしか読みませんでした……。
あとで続きを読んだらかなりよかったです。
神に奉仕する敬虔な学者で「知」に生きるマルチスと、美や芸術を愛する自由奔放な「愛」に生きるゴルトムントの友情を描いた作品。
最後の対話は泣いた(何を読んでも泣いてるんですが、最近……)。
考え方も生き方も正反対なのだけど、互いにあこがれて尊敬して、遠く離れているときも思い合っているって、いいなあ。実にいい。