夢色パティシエール10/松本夏実

夢色パティシエール 9 (りぼんマスコットコミックス)

夢色パティシエール 9 (りぼんマスコットコミックス)

夢色パティシエール 10 (りぼんマスコットコミックス)

夢色パティシエール 10 (りぼんマスコットコミックス)

ああ、夢パティが終わってしまった……。
気づいたら最終刊が出ていたので、9巻と一緒に買って一気に読みました。
二冊だけで合わせて10回くらい泣きました。なんかもうどのページを開いてもバニラが笑ってるだけで泣けるんですが、私は色々と大丈夫でしょうか。泣くような話じゃないから。
パティシエ(パティシエール)を目指す少年少女たちの物語。

内容の95%は、主人公を始めとしてみんな真剣に脇目もふらずに飛ぶ鳥を落とす勢いでひたすら自分のスイーツを作っていて、恋愛要素は5%くらいです。こんなキラッキラなおめめですが、最初から最後までスポ根です。スポーツに限らず、何かを真剣に目指すには、なにごとも体力第一なんだなあと実感します。私も筋トレから始めようかな‥…。

そして他人のレシピを借りるのではなく、自分で悩んで工夫を凝らして考えたレシピで作るからこそ、お客さんに喜んでもらったときに嬉しいのだという内容の樫野くんの含蓄あるお言葉は一生忘れません 中学生男子に人生を教えられた(おい…)

他にも萌え要素もいろいろあって、パートナーの妖精とのコンビがそれぞれお気に入りでした。
いちごとバニラはもちろんのこと、樫野とショコラ、安堂くんとキャラメル、花房くんとカフェくん、それぞれかわいい組み合わせで大好きです。特に花房とカフェはアニメで一緒に薔薇風呂に入って歌うしマンガではカフェくん擬人化して花房とイチャイチャしてるしで、公式同人誌美味しいです……

そんなこんなでもっと語りたいんですがとりあえず今回はやめておこう……
でもまあキリがよいところで完結して、めでたいね!!