シャングリ・ラ/池上永一

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ

お正月に餅を食べまくりながら、もそもそ読んでた本。ジャングルと化した東京と、その上空に浮かぶ、金持ちしか住めない人口基盤アトラスの物語(だったと思う……多分)
面白かった。それにしても池上さんの書く女キャラがみんな強すぎて怖すぎる。大人しく、しおらしい女の人って出てこないような。
香凜ちゃんとクラリスの会話がツボに入りました。私も色んな土地をヘッドリースして大金を手のひらでコロコロ転がす生活がしたいです。ムリ。
こういう圧倒的エンタメ小説読むと、いろんな要素を詰め込んだ長編書きたいって思いますね。特に群像劇だと、いろんなキャラのそれぞれの立場を書けるので楽しいんですよね、これが。大変だけどね。