有限と微小のパン/森博嗣

有限と微小のパン (講談社文庫)

有限と微小のパン (講談社文庫)

読んだ。ずっと前に買って、たんすのこやし……じゃなかった、積んでいたんですが、よーやく読みました。
とある大学の工学部の助教授と、その教え子のコンビのミステリーシリーズです。

犀川先生あいかわらずかっこいいですよ。ときめくよ!(私は萌絵ちゃんか)
真賀田四季が登場すると、細部まで神経が冴え渡る感じがします。天才の気持ちとはどんななのかと考えると怖いものがあります。
四季と犀川先生にやきもきする萌絵ちゃんがいつもかわいい。
萌絵を頭の中でぼんやり思い浮かべるとき、決まってロングヘアのロングスカートになってしまうんですが、
この子はショートカットのパンツルックなんですよね。わかってるんだけど私の頭の中の萌絵ちゃんはいかにも夏のお嬢様風だ……
いつか彼女も、昔のようにスカートをよく履くようになるんだろうか。
そのときは犀川先生がそばにいるといいね!
この三者の関係の集大成、真骨頂でした。四季シリーズも好きですけど。