『夏への扉』

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))


夏の終わりだけど夏を惜しみ、読む。
(嘘です。夏、早く終わってほしい。あつい。)



ロリコン小説だと言われていたのでびくびくしていたのですが、
読み始めたら、そうでもなかったので安心しました。
というのは途中までの話。



読了。
ろ、ろりこんだった……。



(黙)





SFっていうと宇宙空間で宇宙船がビーム打ち合う的な発想しかなかった
(発想貧困)のですが、
これはわりと地味で、時間旅行のお話でした。
主人公の愛猫のピートが非常にいい味を出していて、粋でイナセな奴でした。



1970年から物語は始まって、2000年という未来にタイムトラベルするのですが、
今を基準に考えると2000年ってもうすぎてるし過去だし。
不思議な気分になりますね。ある意味タイムトラベルでした。
描かれる2000年は、実際の2000年よりすごい進化を遂げているし。
風邪ひかないんですよ。風邪のウィルスいないんですよ。
いいなあ。いや、大学はいってから風邪ひいてないけど。



・日記



今日、上野の国立西洋美術館に行った帰りに、
アンデルセンでハート型が真ん中に型抜きしてある平たいパンを買い、
上野駅で切符を買おうと料金表を見上げていました。
そしたら、
改札に向かっていたサラリーマンのおじさまの鞄がぶつかり、
バン。いてっ。


うちに帰ってみたら
ハートが割れていました。
うーん悲劇的。