お子様


子ども写真館でバイトをしているのに、
店長さんに、
「tenryu-gawaさん、子ども好き?」
と問われ、
「いいえ」
と笑顔で答えています。


これでも、入りたてのときは、「はい」とか「まあ」とかてきとーにお茶を濁していたんですよ!!
まあ実際は好きでも嫌いでもないです。


そのバイトの飲み会に行ったとき、従業員さんが二歳くらいの息子さんを連れてきたんですね。
私は、特にその子には注目せずに、飲んだり食べたりしていたんです。

そしたら、その男の子が、私のところにきて、突然、
「ぎああああー! ぎあー! ぎーー!!」と、
奇声を上げ始めたのです。
なにごと? なんか悪いことしたか……?
とびっくりしていたんですが、男の子は、三分ほど奇声を上げると、ひざにのってきたり、のしかかってきたり、顔を叩いてきたり、から揚げを無理やり食べさせようと押し付けてしたりと、見ず知らずの私に、先制攻撃を始めました。

私も、負けておりませんので、
「やんのか、おらぁ!!(笑顔で)」
と、対抗しました。

結局、10分くらいは格闘していました。

そんなに子どもに懐かれた(?)のは初めてでした。なんだったんだろう。