空ばかり見ていた


空ばかり見ていた

空ばかり見ていた


最近ちょっとお気に入りの作家さん。
つむじ風食堂の夜」を書いた人です。
本業は本の装丁などを主に仕事にしているクラフト・エヴィング商會のメンバーらしいです。ふたりユニットらしいです。
ホクトさんという店を持たない歩く床屋さんにまつわる連作短編集。

わりとノスタルジックな作風のかたで、文明の発達をすこし悲観しつつも、たんに悲観しているわけではなく、時流に乗らず、かといってひねくれているわけでもなく。
けっこうメルヘンです。
そんな本です。