女子校育ち／辛酸なめ子

女子校育ち (ちくまプリマー新書)

読んだ。
なめ子さんの本は内容を特に確認もせずにとりあえず取り憑かれたようにレジに持って行く。そんな女子です。
辛酸なめ子先生のブログがいつのまにか消えていたので、お寂しいかぎり……今はたまにツイッターでつぶやかれるお言葉を拾う日々です。

下の記事の穂村さんもそうなんですが、小説一辺倒でエッセイをほぼ読んでこなかった大学生の頃の私の心に
ストレートに届いてハートを打ち抜いてしまった文章が、穂村さんと辛酸なめ子さんでした。

それから読書の幅が広がり、エッセイにも興味を持つようになって、数年後に向田邦子さんや内田百けん先生という素晴らしい名エッセイを残した人々に本の森で出会うことになりました。いと、ありがたいことです。
何が言いたいかというときっかけはどんなものでもいいのです。読書の楽しさは、なにかひとつの衝撃的なものに出会うと次の作品や次の作家、脈々と世界が繋がって広がっていくところだと思います。

自立日記 (文春文庫PLUS)

なめ子さんの面白すぎる日常を記した日記です。ああ、久々に読みたくなって来た……。

女子の国はいつも内戦 (14歳の世渡り術)

中学生の頃の私にタイムトラベルして手渡しに行きたい本！！