「ハロウィンミステリー読書会 米澤穂信さんをお招きして」参加!

ワテラスブックフェス ハロウィンミステリー読書会 米澤穂信さんをお招きして | Peatix

に参加してきました。

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こんにちは。久しぶりにブログの記事を書いています。

詳しいレポートは皆さんが素敵なものを書いてくださっていると思うので私は完全なる主観で書きます。

今回の読書会で取り上げられた作品、『Iの悲劇』の内容に触れることやネタバレは一切ないです。

※今まで私が穂信作品について書いた記事はここです。

(ここ一応、読書感想とか載せるブログだったんですよ。今は年に1回しか更新してないけど。)

私はそんなにミステリー得意ではないのですが、穂信先生は日常系だしラストの苦みが好きで読んでいます。

穂信先生ご本人も登場すると噂を聞きつけて疾風のようにネット予約し、(忘れっぽいから直前に読もう……)と思っていたら読み終えたのが当日の午前中というギリギリっぷり。感想や面白かったことを考えてきて下さい、と主催の方がメールを下さっていたのに感想をまとめる時間もない。私の忘却力は尋常ではなく、読んだ本、行った場所、通った道、端から忘れていきます。地名は元から覚えられないので放棄。読んだのは覚えているし超面白かったのに内容をまったく思い出せない小説がおそらく何百冊もある。やばい。病院に行ったほうがいいかもしれない。よくこんな頭でドイツ語を独学で勉強しようとしたな!

それはともかく、当日も駅から徒歩2分と書いてあるのに道に迷って25分もかかって到着。もうだめだ……。私の方向音痴は尋常ではなく、病院に行った方がいいかもしれ

で、読書会は始まりました。

参加者の定員は75名。5名ずつのグループに分けられて各グループで感想を話し合い、1分くらいにまとめて発表するという流れでした。穂信先生への質疑応答も行われました。

参加費は1、000円なのですが、隣接カフェからワンドリンクがサービスされます。嬉しい。実際ワンドリンクどころじゃなく、余ったコーヒーや紅茶をおかわりできました。紅茶おかわりしました。

穂信先生は各グループのテーブルに回って来て下さり、直接お話できて、さらにイベント終了後にはサイン会もありました。至れり尽くせりで実質タダのイベントじゃないですか。ハロウィン当日ということもあって、お菓子まで用意されている。しかし緊張して、お菓子がほとんど喉を通らない!!他の参加者の方々もそんな感じでした(多分)。

 穂信先生は気さくにお話してくださいました。私はなにを話そうか事前に考えていきました!!(そこは抜かりない)

まず図書館で働いていた頃に同僚に穂信先生ファンが多く、新刊が出るとみんなでお昼休みに無言で読んでいた、ということをお伝えしました。

盛況のうちに読書会が終了。私はサイン会の順番を決めるくじを開きました。

 

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めっちゃ運いい。運の良さをここぞとばかりに発揮した。

そしてすぐに自分の番が回ってきて、用意してきたことを言おうとしたら先に穂信先生が「そのブックカバーいいですね」と声をかけてくださり、言おうとしていたことがなんだったか忘れました。

ちなみにこのブックカバーです。最近買いました。かわいい。

item.rakuten.co.jp

 なんとか思い出して、古典部シリーズの伊原摩耶花ちゃんが大好きなことと、彼女が萩尾望都好きなところに(私も高校生の頃に萩尾望都にハマったため……)親近感を覚える、先生も萩尾望都お好きですかと聞いたら、『続11人いる!』が最後の切なさがたまらなく好きだと答えてくれました!帰ってさっそく自宅本棚から『11人いる!』を手に取って読みました。続のほう、ほとんど覚えてなかったので(やっぱりな……)、とても新鮮に楽しめた……。穂信先生!ありがとうございました!!

感想まとめ

前述の通り忘却力だけは他の追随を許さない私なので、今回は実に良い機会でした。ただ読み、読み終わった本を積み上げて次々と新しい本を手に取っていくよりも、いったん立ち止まって誰かと感想を話したほうが理解力や脳への定着率が百倍くらいに上がる。噂はほんとうだったんだ……。ムー大陸はあったんだ!

読書の意欲も格段に高まりました。また別の読書会も参加してみたいです。

おわり